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今週の親仁ギャグ・2015年6月21日(日)~6月27日(土)

●新聞社をつぶす手法?・・・勉強会のあるメンバーの答えは「マスコミをこらしめるには広告料収入をなくせばいい」・「百田氏が経団連へその旨を進言してもらえないか」・・・言論と報道の自由を根本から無視した凄まじい発言ですね・・・どなたも難関有名大学を御卒業されたようですが、いったい最高学府で何を勉強していたのでしょうか、親の脛を齧って遊び呆けていたのでしょうか、否、遊び呆けていたらもっとまともな市民寄り添いの民主主義を感得していたでしょうから・・・余程お育ちが右傾の家庭環境だったのでしょうね。確かにマスコミはスポンサー贔屓のところがありますね。それは地方で顕著でしょう。地方のマスコミの大口スポンサーは行政(自治体)ですから、行政の不祥事や公務員関係の事件は報道の追及(真相究明)がはなはだ甘いですね。それはそれとして、今回の「事件」は安保法案成立に大きな一撃を与えますね・・・もしかしたら致命傷の序章かも。民主主義や自由主義を加護すべき国会議員が自ら崩壊しているとは・・・マスコミを懲らしめるまえに貴方達は税金で食っている人種ですぞ・・・国民の権利を国会議員手ずから奪取する言動は断じて許せませんね・・・何様のつもりじゃ・・・即刻永田町から消え去って下され。それにしても、安倍ちゃんの親衛隊であるこの「文化芸術懇話会」の37名のメンバーの面面の常日交わしている赤裸々な本音の会話を拝聴してみたいものですね。つづく。6月27日。

40代、50代の若い国会議員に好戦の輩が多いとは・・・想像以上に過激的な集団の存在に驚愕動転ってとこだな。「文化芸術懇話会」なるものは「自民党青年部」というから安倍ちゃん肝煎りの親衛隊ってとこか。総勢37人の代表は45歳だから、なんと終戦から25年後の生まれだ。我が宮崎県選出で同じ45歳の参議院議員もメンバーだ。勉強会に招かれた講師の百田尚樹氏の問題発言はこうだ・・・「沖縄の二つの新聞はつぶさないといけない」・「普天間飛行場へは金儲け(地代)を求めて住民が集った」などなど。密室発言のつもりが漏れると「オフレコに近い発言で、冗談として言った」。右派論客重鎮の発言が即刻撤回を超えて「冗談」か・・・「本音」を「冗談」・・・情けない弱音だね・・・文言(活字)で飯を食っている人間のまともな精神状態とは考え難いね・・・彼の著書も読んだがまさか売れるための大衆向けの「冗談」か・・・文筆を生業とする人間の言い訳としては下品だね。戦争では真っ先に逃げるタイプだね。著書の「不買運動」を起すべきだろうつづく。6月27日。

●23日は沖縄終戦の日である「慰霊の日」であった。このところ音量を上げて近づく「軍靴の音」が聴こえないか。聞く耳もたずの安倍ちゃんと沈黙を死守する自民党・公明党はじめの先生方々。貴方がたは、1945年2月、沖縄方面根拠地司令官となり、6月13日、沖縄海軍壕司令官室で拳銃自決した太田実(1891~1945)海軍中将の、自決1週間前の6月6日、海軍次官(多田武雄)宛てに打った電報内容をご存知か。ちょうど5年前の親仁ギャクにも書いていた。●きよう23日は沖縄戦終結から65年。1945年6月13日、自決した海軍中将・大田実の電文を想う。「沖縄県民斯ク戦ヘリ 県民二対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」。涙が出る言葉だ。国や国民一人ひとりは、これを読んで何も思わないのだろうか。2010年6月23日。それからあれから5年の、6月25日。

●きのうの敗戦でセリーグ1位の巨人の勝率はついに5割ちょうど。セパ交流戦で見せつけられたセの弱さ。きょうのテレビ中継はBS日テレとCATV218(日テレジータス)のみ。最近はことさら地上波での中継が減ったようだ。生え抜きを大事にしない、若手育成が下手な巨人軍団・・・先が思いやられるな・・・当分視聴率は下がる一方だな。ところでこのところの近年にない長雨・・・農家も困惑しきりだろうが・・・親仁のもうひとつの心配は高校野球。これだけ降れば当然ながらグランドコンディションは最悪。県内の高校で何校が室内練習場をもっているか知らないが、仕上げのこの時期の長雨はスキルに如実にあらわれるから、全国大会の成績にも大いに影響する問題である。県予選は7月11日開幕。シードは1~8校まで日南学園、聖心ウルスラ、宮崎日大、延岡学園、都城商、都城、延岡商、宮崎学園。効能は別としててるてる坊主に頼るしかないな。6月24日。

●「なでしこジャパン」がオランダに勝ったね。1点目は視れなかったが、2点目のシュートシーンはメッシやロナウドも仰天もの。大儀見優季のPA内から宮間あやへのヒールパスが通り、宮間のマイナスパスを岩渕真奈がスルー、待ち構えていたの阪口夢穂のゴール。(大和)撫子(なでしこ)とは「日本女性の美称」だが、果たしていつごろからの言葉であろうか・・・、調べるに彼の大伴家持の万葉集にその和歌がある。「宇流波之美 安我毛布伎美波 奈弖之故家 波奈尓”奈”蘇倍弖 美礼杼安可奴香母(20/4451・20巻の4451番)ウルハシミ アガモフキミハ ナデシコガ ハナニナソヘテ ミレドアカヌカモ・うるはしみ 吾がもふ君は 瞿麦が 花になそへて 見れどあかぬかも(兵部少輔大伴宿祢家持)。瞿麦(くばく)は撫子(なでしこ)の異名。「瞿」の音読は「おろれる」、意味は「目をきょろきょろさせる・・・」など。どこかの国の男子の二次予選での見るも苦しいプレーの数数。ヨーロッパ組の我欲の個人プレー。美しく麗しきナデシコに学ぶこと多し。瞿れられるほどに美しき日本女子、ナデシコ。6月24日。

高村副総理の「憲法学者は国を救えない」発言。安倍ちゃんの「戦争の歴史実(真相)は歴史学者の判断に委ねるべき」発言。いつの世も時に暴君が生まれる。ネロにヒットラーに織田信長に・・・。今の内閣も「ネロ集団」ではないか。NHKが俄かに民放化したように・・・平和が売りだった公明党が俄かに戦争大好きになったように・・・変身が早いね。先週の安倍ちゃん・橋下会談も妖しいね・・・その後の国会での安倍ちゃんの維新贔屓が気になる・・・猫なで声に豹変している・・・重大問題は少人数(今回は菅官房長官含めたったの4人)で決定することが多い・・・(穿うに)橋下市長と何か「密約」(安保法案強行採決回避のための)を交わしたのではないかと勘繰りたくなる。戦後生まれの安倍ちゃん集団、何を何でそんなに焦ってるんでしょうか。6月21日。

「4月2日の親仁ギャグ」の一部・・・昭和28年の坂口安吾と半藤一利との会話・・・「・・・さて、これからこの国はどうなると思う?」「そりゃ、もうぐんぐん発展するでしょう」「バッカダネー」「この『バッカダネ―』が安吾さんの口癖で、何度、頓珍漢な受け答えをして、この言葉を浴びせられたことか。「そうはうまく問屋が卸さんと思うよ。戦争に負けてさんざんな目にあったからって、人間はそう簡単に変わるもんじゃない。人間は元来そういうものなんだ。悲惨も残酷も非情もすぐに忘れて、元の木阿弥。またぞろわれら日本人は世界に冠たる優秀民族だなんて、獅子吼する人間がいっぱいでてくるにきまっている。そしてまた亡びるなんてことになる、そう俺は予言してもいいね」(『昭和史』を歩きながら考える・半藤一利著・PHP文庫・2015年3月・pp12~13)。・・・自民党の稲田政調会長の「東京裁判検証」発言。(発起は黒幕の安倍ちゃんでしょうが)。気になるね。東京裁判は言わずと知れたA級戦犯を裁いた。A級とは「戦争を始めた責任」を問うた。(B・C級戦犯では1千人以上が処刑されたが)。巷の喧嘩と一緒で喧嘩の原因を作った者と最初に拳をあげた者が悪。ホルムズ海峡の機雷掃海ではないが、アメリカが石油の日本輸出を絶ったことが戦争の原因ですか・・・そうじゃないでしょう・・・日本の大陸侵略ではないのですか・・・英国はじめ大陸侵略は欧米もやっていたではないか・・・じゃないでしょう・・・どの国もやってはいけないことでしょう・・・。俄かに右傾化の発言、行動が湧いてないですか。つづく。6月21日。

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