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今週の親仁ギャグ・2014年11月9(日)~11月15日(土)

何処に雲隠れしていたかの野田佳彦・前首相ゾンビかと思いきや、いきなりの「消費増税凍結」。「驚き、桃の木、山椒の木」で「なんじゃこりゃ大福」。安倍ちゃんがオーストラリア・ブリスベンでの20首脳会議でアベノミクスの成果を強調。近未来の消費増税20%も最早避けられない状況での「消費税10%先送り」解散。アベノミクスが成功し、消費税10%も先送りすれば、解散なんてナンセンス。安倍ちゃんも安倍ちゃんだが、それ以上に狂気の民主党幹部。3党合意で国会議決された消費増税10%案。「先送り」の理解できても「凍結」は開いた口が塞がらない。この国の政治家のセンスは(会計処理を含め)どこがどうなって劣化を来しているのか、呆れて物が言えない。強いて解散総選挙の意義を挙げれば無能な政治家を永田町から排除することかつづく。11月15日。

安倍ちゃんの「延命切望解散」。前回の衆議院選挙はちょうど2年前。残る任期は2年。ここで解散して自公民が過半数を占めればあと4年は総理の座。信介爺さんが果たせなかった集団的自衛権はもとより自主憲法制定まで突っ走るつもりであろう。ここへ来て、中国も韓国も多少の歩み寄りを見せつつある。習近平国家主席にしろパク・クネ大統領にしろあと4年も安倍ちゃんに居座られたらたまったものではないと判断したと思える(我慢の限界超え)。親父の晋太郎(1924-1991)氏はもうそろそろ総理大臣というところの67歳で早世。「血(筋)は争えない」とはちと違うが、「血(先祖)を超えたい」という欲望は世襲政治家の宿命か。抜いた伝家の宝刀も既に鞘はどこかへ投げ捨てられた今、解散の「大義名分」をどう国民に納得させるか。消費増税の是非で信を問うなら、同時に「岩盤規制」、「医療介護」、地方創生に絡む「農協」、「憲法9条」、「集団的自衛権」、「特定秘密保護法」、「(大)企業の都市部から地方への業務移転」・・・・・・なんぞも加えてもらわないとな。総選挙よりも信頼度が高く金のかからない「国民投票制度」を考えて欲しいと、それこそ切望したいものだ。歳入ばかりが議論されるが、肝心の歳出のコントロールの効かない財政改革。今度も有耶無耶だ。つづく。11月15日。

●「安倍首相は10日、消費税率の10%への引き上げを先送りする場合の衆院解散・総選挙の日程について、早ければ、一連の外交日程を終えて帰国する17日から数日以内に解散する方向で検討を始めた。。(読売新聞11日)なぬ、「第3の矢あきらめ投げだし解散」か。消費税率の将来は、近未来でも20~25%に上げなくては財政がやっていけない。今でさえ財務省は10日、国債や借入金などの残高を合計した「国の借金」が9月末時点で1038兆9150億円になったと発表した。過去最大だった6月末に比べて4981億円減少した。10月1日時点の推計人口(1億2709万人)で割った国民1人当たりの金額は約817万円に上る。」(時事通信10日)と切迫した事態であるのに。少子化と高齢化で岩盤規制を崩壊し新たな産業を生み出さない限り、今後の消費やGDPの拡大を望むべくもない。「消費増税」が大義名分じゃ、ちと淋しかないか。信介爺さんはちっとやそっとでは動じない妖怪人であった。自邸や官邸周囲で「安保反対」なんてデモの騒騒しいなかでもひとりでトランプをしたり、例の19609年6月18日(安保改定法案の自然承認=6月19日午前0時)の深夜も首相官邸で弟の佐藤栄作とふたりきりでブランデーを呑んでいた。が、首相在任中、ふたつの後悔することがあったという。ひとつは、その安保改定の是非を国民に問うための衆議院解散をしなかったこと。(もうひとつはデモに参加した樺美智子さん-22歳-の死)。安倍ちゃんの頭に信介爺さんの後悔の回想が横切った可能性は、十二分にある。が、「信を問う」レベルか。「第3の矢行き詰まり」ではないのか総理大臣の最大専権である解散権の(職権)乱用ではないかつづく。11月11日。

信介爺(1896-1987)さんがやりたくて出来なかったことの最重要2点盛は、「憲法改正」を超えた「自主憲法制定」と「日米安全保障条約の改正」(集団的自衛権)ですぞ。60年安保改正のドタバタ劇で総辞職した爺さんの夢は「自主憲法制定」であったが、後を継いだ池田勇人(吉田学校出身で岸とは別派閥であったが、総裁選で岸は池田を後継指名した・1899-1965)、その次の実弟・佐藤栄作(1901-1975)も・・・田中角栄(1918-1993)も三木武夫(1907-1988)も福田赳夫(岸が最も可愛がった・1905-1995)も大平正芳(1910-1980)も鈴木善幸(1911-2004)も中曽根康弘(1918~)も・・・・・・現在に至るまでその熱願はかなっていない。娘洋子の婿・安倍晋太郎(1924-1991)に期待していたが岳父・信介の死後5年で他界。孫の安倍ちゃんの執念の根底がここであろうつづく。11月10日。

8月17日に読み始めた「絢爛たる醜聞 岸信介伝」(工藤美代子・幻冬舎文庫)を今朝、読了。本文570ページ。日に20~30ページのペースと意気込んでスタートしたものの、週の半分以上はニシタチ通いのためなかなか進まなかった。内容が密なうえ、人物や事件、事件のあった「年」などの周辺事情を調べ、頭の中を整理する必要があるから、どうしても日が嵩(かさ)む。戦前から戦中戦後を知り、頭の中を纏め、人物と時代を評価し、人に語るには必読の書だろう。安倍ちゃんのやりたいことも必然と理解できるような錯覚さえする。今後、折折で紹介してみましょう。そういえば読書の秋の真只中。「世に棲む日日」(4巻)を読み終えたのが同じく8月17日。この3カ月足らずで、「絢爛たる醜聞 岸信介伝」と並行して読んだ本は、「花神」(3巻)、「故郷忘じがたく候」、「華岡青洲の妻」、「菜の花の沖」(6巻中3巻読み終え、今4巻目)、丸谷才一のエッセイ2冊。村上春樹をかじり、ラジオネタに吉田類などの撮み読み・・・・・・ってとこだ。どうしても読み遂げたいものは、やはり司馬遼太郎の歴史小説で、今後2~3年での読破が目標だ。11月10日。

きょうは日中首脳会談の実現の日。外務省が7日発表の日中関係合意文書。4項目あるその全文とは・・・・・・。「1.双方は、日中間の四つの基本文書の諸原則と精神を順守し、日中の戦略的互恵関係を引き続き発展させていくことを確認した。2.双方は、歴史を直視し、未来に向かうという精神に従い、両国関係に影響する政治的困難を克服することで若干の認識の一致をみた。3.双方は、尖閣諸島など東シナ海の海域において近年、緊張状態が生じていることについて異なる見解を有していると認識し、対話と協議を通じて、情勢の悪化を防ぐとともに、危機管理メカニズムを構築し、不測の事態の発生を回避することで意見の一致をみた。4.双方は、さまざまな多国間・2国間のチャンネルを活用して、政治・外交・安保対話を徐々に再開し、政治的相互信頼関係の構築に努めることにつき意見の一致をみた。」というもの。両国間の懸案は尖閣と歴史認識と靖国参拝問題(A級戦犯合祀)。靖国は、安倍ちゃんの首相在任中は解決不可能。千鳥ヶ淵戦没者墓苑を国立の慰霊追悼施設とするのも安倍ちゃんでは無理。問題は尖閣問題の表現。これでは事実上の棚上げで田中角栄の日中国交正常化(日華平和条約)の時代に戻ったのか。ホスト国と日本国宰相・安倍晋三の両面子。よくよく読むと日本側がサービスしすぎじゃないかつづく。11月9日。

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