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今週の親仁ギャグ・2012年12月9日(日)~12月15日(土)

12党が乱立した今回の総選挙。幼稚園や保育園の待機児童問題。子ども手当問題。年金一元化問題。生活保護問題。高齢者医療問題・・・・・・。票を減らす社会保障のような重要課題の突っ込みは浅かった。早や注目は戦後(否、選後)。泥鰌の責任問題と民主党のドタバタ劇。小政党の完全消滅と政界再編。完全に過去の人となったことが周知される剛腕・・・・・・。国民が選択するのはゴタゴタしないで決められる、そして素早く修正できる「決められる政治」。いくら議論しても「実行」出来ない現状には辟易だ。今のような極端とも言えるポピュリズムは国を滅ぼす。政党の離合集散ではなく、案件ごとの「是是非非」で「迅速な決着」を望む。政治家は資質よりも「志質」。「施政」と「至誠」。求むは「因循なき政治」だ。12月15日。

座右の地図帳で探した「笹子トンネル」。バブル期に掘られたトンネルでの天井板崩落事故。えびの市の小学生ひき逃げ事故も公共事業と無縁ではなかろう。古いインフラの整備、補強、補修だけでも莫大な投資が必要だ。近隣の道路だって十分な管理がなされているとはとても言い難い。新しい大型公共事業も必要かもしれないが、既存のメンテナンスだけで年間数兆円は飛んでいくに違いない。数百億の橋の架け替えよりも(場合によっては廃橋にするのも決断だろうが)、えびの市の狭すぎる橋の脇に専用歩道を付けることの方がニーズに合っている。それに極端な競争入札は欠陥構造物を生みだす。40年もつトンネルが20年で寿命となる。手抜きの一法である。必要な公共事業は沢山あって、雇用や地域の活性源になる可能性は十分にある。建設業の高度技術も宝の持ち腐れではもったいないし、後世に伝承しなくてはならない。外国への技術供与(輸出)も今後、日本を甦らせる重要なツールである。もっとも慎太郎節の「原発を止めればそのノウハウが廃れる」とは考えの次元が異なるが。12月15日。

家人は数日前、事前投票を済ませたのに、親仁は投票先がなかなか決まらぬ。TTPは具体的な農業政策がどの党も欠如。TPPは第3の開国(1番目は明治維新、2番目が終戦)とも言うが、経済がオープンになれば人の往来が盛んになり、アメリカや西欧のように移民が溢れないとも言えない。215年も鎖国下(1639=ポルトガル船入港禁止~1854=日米和親条約、中国とオランダは別)にあった幕末がそうであったように、現今の日本人は外国を否、外国人の性質を熟知しているであろうか。そして、受け入れの包容力は培われてきたであろうか。坂本竜馬(1835-1867)なら、オープンにすることで経済(儲け)のパイが増えるのであるから、TPP大賛成だろうが。TPPに対しても親仁の認識度はアップしなかったな。12月14日。

北朝鮮がICBMの打ち上げに成功。飛距離は1万メートルという。その衛星は軌道に乗り宇宙を遊泳中というから気に障る。遥かではあるが沖縄の上空を上昇したのに、政府とマスコミは韓国や特にアメリカへの憂慮が先行のようで、対岸の火事で高見の見物の様相である。図らずも世界の無頼国が輪をかけてのさばる契機となるに違いない。もっと強いメッセージで無頼者の蹂躙を跳ね返すしかないであろう。それも適わぬなら「寄らば斬れ」も致し方ない。少なくともその覚悟の大和魂が今の日本人にもあるか否かが問題だ。頭の真上のミサイル通過を口を開けて何も発せず天空を見上げているようでは高杉晋作(1839-1867)が泣いておるぞ。それにしても、これまた昨日の中国の尖閣領空侵犯を自衛隊のレーダーが察知できなかった。300mの低空飛行であったからと弁明。何を吐かしておるのじゃ。自衛隊でも国防軍でも名は構わぬが、国を国土を国民を守れるのか、疑問だ。そもそも北朝鮮のミサイル打ち上げも日本独自の情報技術で察知し追跡もできたのか、不安だ。12月14日。

12月7日の宮崎日日新聞(金)の5面・「見極める 宮崎1区立候補者 100問アンケート」に注目質問60農協や漁協から金融事業は切り離すべきか」(6人全員が反対)。質問67生活保護の支給要件を厳格化すべきか」(共産党を除き賛成)。質問70教職員は必ず日の丸へ向かって起立し、君が代を斉唱すべきか」(共産と社民候補が反対)。質問73本県に新幹線の整備は必要だろうか」。質問74県内を走るJRの複線化、高速化を進めるべきか」。質問78津波避難タワーの整備を優先して整備すべきか」。質問84衰退が懸念される中山間地への具体的な対策、救済策はあるか質問94腹を割って話ができる友人は何人ぐらいいるか」(政治家への質問としては甚だ愚問だな)。質問97自分の子どもに政治家になってほしいか(いると仮定し)」(これまた愚問だな)。質問100総理大臣になりたいか」(これは秀問だ。中山氏と武井氏と河村氏が○)。面倒くさがらず○×△―(無回答・回答できない)を付けてみる。ちなみに質問84の各候補の答は、外山氏と武井氏が「―」、河村氏が△、他が○であった。これどう理解すればよいのかそれにしてももっとましな質問は出来なかったものだろうか。相手は市民ではなくて国会議員の候補者ですよ。12月11日。

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