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今週の親仁ギャグ・2012年6月10日(日)~6月16日(土)

1989年4月1日の消費税3%施行。今回の民主・自民・公明の3党合意案では、2014年4月に8%へ、そして2015年10月に10%へ引き上げるというもの。「バブル景気」は1987年から1990年の数年間。1989年12月の日経平均株価は38,915円。昨日の東証株式終値は8,569円デフレの真最中が長年続き、今やこれが普通で、脱却の文字など遠くに霞んで見えない状況。竹下登内閣と泥鰌とでは経済状況が雲泥の差で全く異なるということだ。つづく。6月16日。

●消費税が導入(施行)されたのは1989年(平成元年)4月1日。税率は3%。消費税法を成立させた(1988年=昭和63年12月30日公布)、時の内閣総理大臣は竹下登(第74代)(1924-2000)。1988年に発覚したリクルート事件が招いた重症の政治不信(内閣支持率3.9%)のため、金丸信衆院解散を迫られ、「消費税に殉じる」と答えた。そして4月25日、平成元年度予算成立と引き換えに退陣を表明し、6月3日に内閣を総辞職したリクルート事件など金権政治が罷り通らなくなった時代の走り、法案成立と引き換えに総理の座を退いたというこった。しかし、大平正芳(1910-1980)や中曽根康弘(1918-)・両内閣が断行できなかった、この消費増税法案を成立させたのが竹下登宰相の最大の功績と言われる。そして現行の5%に上げられたのは橋本龍太郎(第82・83代、1937-2006)内閣の時(1997年4月1日)。つづく。6月16日。

ここまで自民党に譲歩したら、政権交代後の3年間は何であったのか。愚直なまでに毎日、日夜汗をかいて納税している国民を愚弄するな。社会保障の改革をしてからの増税じゃないの??? 川内原発も玄海原発も済し崩しで再稼働するの??? 原発の放射能の届かない所に移住したい程だが、美しき日本列島にそんなとこあんの??? 福島の人たちの叫びはどこへ吸い込まれていったの??? 政権崩壊は秒読みに入った。6月14日。

●「文字の乱れは線路の軋み・・・」、歌の文句だ。逃走容疑者の文字の特徴や逃走直前(6月4日)に書いた名前の乱れを筆跡鑑定人なる人物がテレビに登場して指摘。文字の乱れは動揺に因ると言う。事件が起こると色んな職業の人間が現れる。事の起りは警察の思慮不足。容疑者を3時間半の遅れ(6月4日午後6時半)で捕り逃した。2日後、川崎市警察の8署長ら15人は懇親会(6月6日夜)。重要手配人の一味(6月3日午後8時前逮捕)を逮捕した時の対応を日頃からシュミレートしていない証拠だ最近、事の本質を理解できない人間が多過ぎる。理解できないから対処法も考えつかないこの事件の対処法とは逮捕報道を遅らせるべきであったというこった。これも常日からの訓練が必要だ。そうでないと人生も本末転倒になる。線路はいくら軋んでも終着駅に辿り着くが、組織の乱れを軌道修正するのは厄介だ。6月13日。

●リングアナウンサーがスコアを読み上げ、「New」という音声が発せられた時、場内はブーイング。「ボクシング史上最悪な判定の一つ」とも囁かれている。勝負事は往往にして不可解な結末がある。この試合は11月10日再戦が組まれる可能性が高い。というのは、ブラッドリーが「勝てば再戦ありき」との契約が交わされていたのだ。「世紀の誤審」も仕組まれたシナリオか。いづれにしても我が心中はパッキャオの完勝であり、11月に再試合が楽しめるとあらば、それはそれなりにハッピーだ。パッキャオもいつの間や33歳。約10センチのブラッドリーとのリーチ差も大きく影響したが、後半のバテは本人も認めるべきで、次戦は従来の戦法の転換を余儀なくされよう。フロイドメイウエザー(35歳)との聖戦が延びたのは確かだ。写真有。6月13日。

●週の始まりでのパッキャオの判定負はショックだ。現在のボクシング団体の多くは「10ポイント・マスト・システム」である。ノックダウンの応酬もあれば、ダウンが無くとも優勢であった回が6対6の場合もあるから、ドロー判定も当然あり得る。ドローをできる限り避けるための「10ポイント・マスト・システム」なのであるWOWOWのジョー小泉氏のジャッジスコアーは117-111でパッキャオなので、12ラウンドのうち9ラウンドをパッキャオがとり、ティモシ―ブラッドリーの優勢は残りの3ラウンドに過ぎなかったということだ小生の目にも10回~12回の3ラウンドはブラッドリーで、その他にも1~2ラウンドをとっていたとしても、結果は2~3ポイント差でパッキャオに軍配があがったはずだ。正式な判定は、ジャッジ2名が115-113でブラッドリー、1名が115-113でパッキャオ。2対1のスプリット・デシジョンつづく。6月12日。

●原発プラント一基が数千億円するかどうか知らぬが、次期東電社長の「稼働させないともったいない」や泥鰌の「安価な電力提供」発言には、あいた口が塞がらない。消費増税と社会保障の一体改革も、どうも消費増税が先に有りきの様相で、東電のリストラや発送電分離も、どうやら電気料金値上げや柏崎原発再稼働の方が先行する模様。泥鰌内閣と民主党、それに東電はじめ電力9社、さらに自民党などの野党もどれも釣銭のいらぬ輩のようだ。山口には建設中(現在、建設は中断中)の上関原発がある。既に、自民、公明が推薦する元国交省官僚の山本繁太郎氏と、高邑勉衆議院議員(民主党を離党予定)が出馬表明している。今後、国政選挙に留まらず知事選はじめ地方選挙についても維新の会がゾクゾクと進出してくることが予想される。またしても維新は山口から興るか、目が離せない。6月11日。

●民主党に1票を投じたひとりとして、歌の文句じゃねえが、泥鰌に命まで預けたつもりは毛頭ございませぬ。大阪市長の橋下徹氏が大飯原発再稼働に対する泥鰌の国民向け説明演説について、夏場の「暫定的」・「限定的」な再稼働を容認しただけであり、それ以上の稼働を認めたものではない・・・大怒りだ。7月の山口県知事選へも維新の会が刺客を送ることを表明? 松井大阪知事は維新の会からの出馬ではないとしているが、大阪府市特別顧問であり、NPO法人「環境エネルギー政策研究所」所長が出馬するのであるから、維新の会の息がかかってない訳が無く、当然ながら「脱原発」にブレはなかろう。5月中旬には民主党からの擁立要請を断っていた人物でもある。つづく。6月11日。

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