コンテンツへスキップ

今週のつぶやき親仁・2019年10月6日(日)~10月12日(土)

●「イヨマンテの夜」・・・・・・熊祭の歌である。菊田一夫(1908~1973)作詞、古関裕而(1909~1989)作曲で、伊藤久男(1910~1893)が歌う。古関裕而と伊藤久男は福島県出身で二人とも苦労人。それ以上に激烈な人生が、奥州市生まれの菊田一夫。むろん音痴の私では歌えないが、聞けば心の底が震える・・・・・・から好きだ。司馬遼太郎の「街道をゆく 38」(オホーツク街道)の「貝同士の会話」(pp214~225)に神儀式の「イヨマンテ」が詳しい。今回の旅は、そのオホーツク文化擦文文化、そしてその後のアイヌ文化について、実検したくオホーツクの一部を走ってみた。「熊祭」はオホーツク人の儀式がアイヌ人に受け継がれたものか・・・・・・司馬さんは、オホーツク文化の先行性を示唆している。とまれ、「オホーツク街道」に魅せられ、同時に日本人のルーツについて考えるための「今月の旅」である。つづく。10月12日。

先頭へ