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今週の親仁ギャグ・2017年12月17日(日)~12月23日(土)

●空港と駅での待ち時間・・・・・・立ち喰い蕎麦も良いが、それでも余る時は何をするか。土産物屋の物色、そして書籍コーナー。店主の趣向なのか、意外に風変わりなオモシロイものが置いてある。むろんデタラメな店も少なくない。今回の郡山駅では「源氏物語」を発見。林望氏が源氏物語の現代語訳版を刊行したのは知っていたが、文庫本を見たのは今回がはじめてである。単行本は平成22年の刊行で、文庫本化は今年の9月20日が初版第1刷であるから、ホヤホヤである。書名は、祥伝社文庫からで「謹訳 源氏物語 改訂新修」。10巻ものなので読み堪え十分。林望氏は料理人か料理評論家か料理指南人か分からないが、兎に角も料理の腕前もその饒舌解説も頗るオモシロイから昔からのファンだ。が、小説家でもある彼の作品は読んだことがない。ところでノーベル文学賞の譚に戻って、今まで日本人で文学賞受賞者は川端康成と大江健三郎の2人であり、ノミネートされたのは谷崎潤一郎、三島由紀夫、安倍公房などだろうか。公表されている1963年の文学賞候補者資料によると、なんと総勢80人がノミネート発表されてい、その年の日本人は谷崎潤一郎、川端康成、三島由紀夫、詩人の西脇順三郎の4名。最近では周知のように村上春樹が常連である。改めて紫式部の源氏物語は世界最古の長編小説である。原稿用紙5000枚とも云う。それも宮廷(京都御所)の貴人や近縁関係者との恋愛小説(乱交まではないが変愛?)である。今読み始めたので確かなことは言えないが、多分に延々と続く変愛物だろうと予測する。変愛なだけあって1日に読めるページも限界がありそうなので、来年1年間をかけて10巻を読破する計画だ。今まで多くの作家などが源氏物語の現代語訳に挑戦している。与謝野晶子や谷崎潤一郎、田辺聖子、瀬戸内寂聴などがそうか。今まで幾度か完読に挑戦したが数ページで断念してきた。今度の林望先生の労力には報えそうである。「源氏物語」がノーベル文学賞に値するかどうか別として、日本人なら生涯一度は読破したい小説であることに疑問はない。お勧めですぞ。12月21日。

●先日の上京で日本橋の丸善へ。故郷の小中学校への寄贈図書を注文するため。今年で3回目であり、今後も合わせて10年計画である。いつもながら客の多さと言わずもがなの本の多さには感嘆だ。エレベーターで2階へ上がると正面に「カズオ・イシグロ」のコーナーが当たり前のようにあった。用を終えて2冊購入し、2日目に短編をひとつ読んでみた。村上春樹も少し齧ったが、さすがはノーベル賞作家だけあって、凡人にしても御両人の内容の重みの差異を感じた。そもそも最近のノーベル文学賞受賞の傾向は、平和や人権はもとより人種差別や、障害者、マイノリティーへの果敢な挑戦が重要視されているように思われる。村上さんは、男尊女卑(男女差別)が受賞を妨げているらしい。ところでイシグロさんは、周知の通り、長崎出身で両親とも日本人である。誇らしいことだ。春の到来までまだまだ長い夜が続く・・・・・・飲んでばっかりでなく、読書に勤しもう。つづく。12月19日。

●今月の旅は、東京駅→(新幹線やまびこ)→郡山駅→(レンタカー)→(大雪のため野口英世記念館を素通り)→会津若松泊→(2日目)鶴ヶ城(車中から)→飯盛山(車中から)→野口英世記念館→郡山駅(レンタカー返却)→(やまびこ)→東京駅→銀座(東京泊)の旅程でしたが、冬将軍寒波襲来で東北や北陸は大雪。特に白河以北の山間や日本海側は、写真でご覧のように、九州人にはただごとならぬ積雪。本来の行程は、初日に宇都宮でレンタカーをゲットして日光東照宮中禅寺湖華厳の滝を観、そのまま会津街道を北上して大内宿を観、会津若松の予約済みの「籠太」にお世話になり、1日目終了。2日目は鶴ヶ城白虎隊の飯盛山猪苗代町野口英世記念館を巡ると云う計画でしたが、大幅に変更して、それでも満足な観光ルートではありませんでしたが、今回の「雪見旅」は危険いっぱいの忘れがたいものでした。つづく。12月18日。

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