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今週の親仁ギャグ・2010年8月1日(日)~8月7日(土)

では、どの時点で誰が「口蹄疫」を疑い、動衛研への検体送付を上司に進言したのであろうか前出の文藝春秋によれば、4月17日採取の検体について、家畜保健衛生所で可能な検査をした結果、全て陰性であったので「動衛研」に口蹄疫の検査を依頼した県の説明はあまりにも自己防衛的だ。知事もだが部署の責任者による正直で真摯な説明が必要だ。獣医療に携わる一員として到底納得できるものではないつづく。8月6日。

●本日8月6日の宮崎日日新聞の一面は「県の初期対応に不備」。この見解は農林水産省の「口蹄疫対策第三者検証委員会」での発言だ。同8月1日の「検証・口蹄疫 ⑥迅速に検体送付せず」で、県畜産課の○○家畜防疫対策監の3つの言。「前回は10頭にあった症状が、今回は1頭。写真で確認したが症状も軽い。状況が違う」。「今回もためらいがあったわけではない。ただ、何でもかんでも(検査のための検体を)送るわけにもいかない」。「軽い気持ちで検体を送付できる体制づくりは必要だ」。何とも歯切れが悪過ぎる。「ためらいはなかった」ということは、換言すれば、「口蹄疫も当然頭にあったが、症状も軽く頭数も少なかったので疑うこともなかった。万が一とは思っても、可能性の無い検体を東京の動衛研に送付するのは憚(はばか)る。」ということだ。軽い気持ち」で仕事をしてもらっちゃ困るぜよつづく。8月6日。

企業の不思議な関係。今日はエアコンを求めに近場の○○○電器へ。実は業界トップの○○○電機は○○○電器へ8.09%出資している。○○○電機の前期決算での売上高は2兆161億円で初の2兆円超えだが、○○○電器は3456億円に過ぎない。食うか食われるかの世界だ。医療や獣医療もその方が効率的で、サービスを受ける側にとっても有益に違いない時代は待っていない。ちなみに○○○電機の08年度の取締役役員報酬は、16人分で8億100万円、一人当たり5,006万円(07年度は5,778万円)だ。8月4日。

●「閑さや 岩にしみいる 蝉の声」は山形県立石寺で詠んだ芭蕉の句である。拙庭の植木にも蝉が忙しなく鳴いている。蝉の成虫は1~2週間の命と言われていたが、野外では1ヶ月位は生きれるらしい。しかも、地下で生息する幼虫は3-17年(アブラゼミは6年)と寿命が長いらしいから、ほっと安堵したもし蝉時雨が無かったら、夏は素っ気ないものかもしれない。「後ろ姿の 時雨れて 行くか」は山頭火の句。人生50年とも2万日とも言われた信長の時代から戦前・戦後まで。もう2度や3度は時雨が来るか写真有。8月2日。

セカンドオピニオン」を求める側(クランケ)のマナー(礼儀)。最近、「セカンドオピニオン」を求めに来院するクランケが増えている。きちんとした礼儀作法を心得た飼い主もいれば、真逆で「来院目的がセカンドオピニオンであることを告げずに置いて、説明を聞くだけ聞いて、検査や治療はかかりつけでするような無礼千万な人間もいる。人間が病気の場合の「セカンドオピニオンのマナー(心得)」を少しでも勉強して来てもらいたいものだが、そういう輩は動物のことに限らず一事が万事なのだから、仕様があるまいと諦めるに限る。動物病院も「セカンドオピニオン・マニュアル」を作成する時代が到来した。今日早速、「たばる動物病院式セカンドオピニオン・マニュアル」作成に着手した。8月1日。

2007年11月30日、高野連が「野球特待生」で決めた新基準を3年試行。その特待生制度の基準とは、入学金、授業料の免除とし、遠征費や寮費などは対象としない各学年5人以下が目安学業が一般生徒と同水準であり、生活態度がほかの生徒の模範となる入学に当たっては中学校長の推薦が必要の4項目である。これが厳守されるなら、意外にハードルの高い内容だ高校野球は甲子園で活躍し、プロにスカウトされるのが目標。勉学は一流大学に合格して、大手の取締役が目標。スポーツも勉学も、若い時に熱中するのは悪くない。もちろん、文武両立が理想だが。8月1日。

●7月30日の県大会・決勝戦の延岡学園のスターティングメンバーは? 1番・黒木亮太(3年・遊撃手・財光寺)、2番・長池城磨(2年・左翼手・日向東郷)、3番・押川龍太(主将・3年・1塁手・生目南)、4番・濱田晃成(2年・3塁手・延岡)、5番・小代康禎(3年・右翼手・福岡・永犬丸)、6番・横山雄二(3年・中堅手・西階)、7番・中嶋聖人(3年・捕手・福岡・八児)、8番・坂元悠貴(3年・投手・小林)、9番・矢野丈裕(3年・2塁手・福岡・早鞆)の9人の選手たちだ。今回は、6人が県内出身だ。これなら、まあ、許せるか。8月1日。

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